郡山企業ニュース

2018年11月14日

(株)吉田 ~ 関連会社とともに破産手続を申請

 11月13日、建設機械販売レンタルの(株)吉田〔いわき市小名浜住吉字浜道53、代表先﨑正男〕は、関連会社の(株)イワキ〔いわき市小名浜大原字西細野地47-2、代表先﨑正男、自動車・建設機械整備修理〕とともに事業を停止し、同日、福島地裁いわき支部に破産手続開始の申立を行った。担当弁護士は堀本博靖弁護士(シティユーワ法律事務所、東京都千代田区丸の内2-2-2丸の内三井ビル、TEL 03-6212-5500)他。負債総額は関連会社と合わせて18億円内外。
 (株)吉田は昭和27年5月創業41年3月の設立。設立当初は(株)吉田解体の商号で自動車解体業を主業としてスタート、その後、平成5年5月に商号を変更、大型の新車・中古車販売にも手を広げ、さらに建設機械のレンタルへと多様化を図ってきた。平成19年1月には整備修理部門としてイワキを設立、当社と連携した営業を行っていた。
 東日本大震災・福島第一原発事故がきっかけとなって一気に需要が高まり、ピークとなる平成25年4月期には年商11億9,000万円を計上したが、建設機械販売レンタル業界の競合激化や保有機械への先行投資負担が重く、収益面は低調となっていた。
 また、特需落着きによりここ数年は売上が急激に落ち込み、30年4月期ではピーク時の半分近くまで落ちた。資金繰りも急速に悪化し、業績回復の見込みが立たないとして事業継続を断念したもの。

2018年11月13日

静光産業(株) ~ 浪江町に新工場

 各種洗剤メーカーである静光産業(株)(大阪市淀川区野中北1-4-15、阿南弘社長)は、浪江町に洗剤工場を建設する。
 福島第一原発事故により、日本ブレーキ工業グループが撤退した工場跡地に総額10億円規模で建設するもの。敷地の13,000㎡の土地は浪江町からの借用として建設、経済産業省の自立・帰還支援補助金5億円ほどを活用し、2019年夏頃の稼働開始を計画している。

2018年11月11日

日本化学工業(株) ~ 福島第一工場に新ライン増設

 無機化学品・有機化学品の製造を手掛ける日本化学工業(株)(東京都江東区亀戸9-11-1、棚橋洋太社長)は、積層セラミックコンデンサーの誘電体材料となるチタン酸バリウムの生産能力を増強するため、郡山市の福島第一工場に新製造ラインを増設する。車載向けの需要増加が見込まれていることから、10億円程度の投資を計画、2019年の春頃の完成を目指すが、EV自動車の増加が加速しているため、他地域での工場増設も今後検討を重ねていく方針。

2018年10月26日

佐藤工業(株) ~ 戸田建設(株)の子会社に

 福島市に本社を置く総合建設業の佐藤工業(株)(佐藤勝也社長)は、東日本大震災・福島第一原発事故以来続いてきた建設業界の好景気が急速に萎む中、東京都内のゼネコン戸田建設(株)の100%出資子会社となることが決まった。株式譲渡実行日は平成30年12月14日。当社の株主は(株)ワールドサマール(45万株)、(株)ケーエスシー(37万4,000株)、(株)みやび(7万6,000株)(いずれも当社の関連企業で、代表者は佐藤勝也氏)の3社。戸田建設の株式取得に先立ち、当社がケーエスシーより全株式、ワールドサマールより231,362株の自己株取得を行う予定。戸田建設は294,638株を取得し、議決権割合が100%となるが、取得価額は非公表。

 当社は、昭和23年に初代代表者の佐藤達也氏が創業設立した地場ゼネコンで、その後事業を継承した二代目の佐藤勝三氏が強固な基盤を築き上げ、現代表者はその子息で平成25年に社長に就任した。福島県内業界のトップに長年位置付けられてきた企業で、親族が経営に携わっている関係会社は数多く、福島市を中心とする当社のグループ、郡山市の安積興産(株)を核とするグループ、いわき市の福浜大一建設(株)のグループと、概ね3つに色分けされるが、関係企業は40社から50社にのぼる。
 当社側の目的は事業承継で、戸田建設側は福島県内での当社の受注基盤活用による事業拡大が狙い。現代表者は退任するが、従業員120名余りは雇用維持の方針で会社名も変更の予定はない。
 本社のほか郡山市、伊達市、相馬市、仙台市にそれぞれ支店があり、30年3月期は年商109億円に対し純利益7億円弱の実績であるが、前年比では26億円ほどの減収で純利益も34.6%低下していた。大震災後の収益面は好調で、それ以前と比較すれば財務内容も改善され実質無借金経営の状態にあり、自己資本比率も65%ほど(純資産額は82億円余)。

 近年、昭和20年代半ば生まれの経営者の世代交代や廃業といったニュースが増え、後継者問題を抱えた企業の合併も多くなっているが、大震災後の利益蓄積を背景に、良い状態でバトンタッチできる今こそが大きなチャンスなのかもしれない。

2018年10月21日

日東紡績(株) ~ 郡山市富久山町に総合研究棟

 各種繊維製品、繊維工業品の製造会社である日東紡績(株)(福島市郷野目字東1、辻裕一社長)は、郡山市にある富久山事業センター内に総合研究棟を建設する。
 郡山市富久山町福原字塩島1にある富久山事業センターには、メディカル研究開発センター、スペシャリティケミカルス研究開発センター、研究企画管理部、知的財産室といった施設が点在しているが、これらを統合し、グラスファイバー部門も含めて研究開発施設を建設するもの。
 施設規模は地上3階建て、延べ床面積は7,500㎡ほどで投資額は約27億円。2019年2月に着工し、2020年4月の完成を目指す。

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