財団法人黒澤明文化振興財団~遂に解散

財団法人黒澤明文化振興財団が平成23年3月31日解散した。

同財団は佐賀県伊万里市に「黒澤明記念館」を誘致する為平成11年に設立。黒澤監督の業績を紹介する博物館的構想が地元伊万里市でも承認され、当初15億円の建設予算で寄付金等を募っていた。同年7月には伊万里市伊万里町に「黒澤明記念館サテライトスタジオ」がオープン。黒澤明ゆかりの品々150点が展示され、3月までの来館者は37万人と県内外から多くのファンが集っていた。

しかし、寄付金が計画通りに集まらず、15億円の建設予算はどんどん縮小、博物館的構想から複数の劇場を備えるシネコンや実績的な映画作りを学ぶ学校等を要する内容に変更し、平成22年度の完成を目指していたものの、財団が集まった3億円近い寄付金をサテライト運営費に使ったと表明。建設資金のめどがたたず、記念館建設計画は頓挫し、今年3月6日「黒澤明サテライトスタジオ」は閉館していた。

尚、当法人に債権を有する方は平成23年4月15日の翌日から2ヶ月以内に申し出るよう官報公告している。

財団法人黒澤明文化振興財団 精算人 松本 修治

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